Siglent(中国のメーカー)からSDS1104X-Uというオシロスコープが発売されました。

スペックは100MHz 4ch、 特徴は低価格なことで、税込みで49,000円ほどとのこと。

元となっているモデルは 65,000円ほどのSDS1104X-Eで、こちらからいくつかの機能を省き、1GS/sのADCを4chで2個から1個に減らしたことで価格を抑えたようです。

(つまり4chすべてを使用する時に250MS/sになるということですね)

省かれた機能は、高価なオプションのプローブが必要な16chデジタルチャンネル、これまた高価なアダプタが必要なWi-Fi系機能、ボード線図などで、電子工作用として買う方には無縁なものばかりなのであまり影響がなく、お手頃になったと思って良いでしょう。

Siglentはテレダイン・レクロイ社の低価格モデルの供給を担っており、品質は中華安オシロメーカーの中では高い方だと思います。


5万円台の4ch安オシロスコープではRIGOLというメーカーのDS1054Zなるモデルが鉄板だったのですが、そこに風穴を開けてきそうな製品ですね。

 

私はテクトロニクスのTDS3014を使っているのですが、いかんせん古いオシロで記録メディアがフロッピーだったり、ツマミの樹脂が劣化して割れたり、そろそろ新しいの買いたいなと思っていたので、このオシロスコープに揺れていますw

 

 しかしオシロが安くなったなぁ。

TDS3014はたしか定価で60万円以上しましたからね。今は環境に恵まれていて羨ましいなぁ!!