現在、生成AI用のマシンにGeForce RTX3090を設置しています。

 

 

このグラボは中古で¥98,000で買いましたが、私の人生で一番リスクのあるグラボの買い方になってしまいました。

 

というのも、私はグラボを中古で買う派でそれだけでリスクがあるのですが、自分なりにリスクが最小になるように色々考えながら購入してきました。

 

最大の問題はマイニング落ちのグラボで、マイニングに使われていないであろうブツを吟味して手を出してきた経緯があります。

 

ただ、電子工作をしており、リワークシステムも自宅にあるので、GPUコアが壊れる以外の故障モードなら大体修理できるという自信があるので、最悪壊れてもいいかなと思ってはいました。

 

ここ5年くらいの購入歴は以下です。

 

Palit GeForceGTX 1070 ti


2018年にじゃんぱらで中古購入。

 

10xxシリーズの中では発売が遅く、第一次マイニングブームが終わった後で発売したため、前オーナーはゲーマーだろうという予想でした。


GIGABYTE GeForceGTX 1660 ti

 

2021年に個人から中古購入。マイニングしていない確証があったため、特に心配なし。

 

Palit GeForce RTX 3060(12GB LHR版)

 

2022年にじゃんぱらで中古購入。

 

LHR版なのでまずマイニングには使われていないだろう、という予想。

 

これが生成AI用に購入した最初のGPUで、まさかゲームしないマシンのためにグラボを買うと思っていなかった。

 

 Palit GeForce RTX 3090


これは完全に第二次マイニングブームで酷使された個体です(断言)

 

生成AI向けにRTX3060(12GB)からアップグレードしようとした場合、12GB以下のグラボを買うのは得策ではありません。


生成速度の速い遅いは待てばいいだけですが、VRAM容量はできることの幅に関わるため、12GBより多いVRAMのモデルを選ばなくては恩恵を感じ難いからです。

 

 すると、下記のモデルが候補に挙がるわけです。

 

・ RTX4090 24GB (28万円)

・ RTX4080 16GB (18万円)

・ RTX3090ti 24GB (売り切れ)

・ RTX3090 24GB (売り切れ)

 

 見ての通り、ウルトラハイエンドのモデルにしか大容量VRAMのグラボはありません。40xxシリーズは中古も少なく割高であることから、マイニング落ち(疑惑)による安売りが行われている3090を選びました。

 

 

保証期間の内に入念に動作確認を行ったわけですが、RTX3090のとんでもない設計に驚愕することになりますが、 これは別の記事にしたいと思います。