普段使っているテクトロのオシロスコープ TDS3014が大分古くなってきたので、SIGLENTの SDS1104X-Eを購入しました。




スペックは100MHz 4chとなります。

まだいじり始めですが、やはり新しいのはいいですね。

TDS3014と比較して、良いところはざっくりと以下です。

 

小さい

 エントリークラスの4chオシロスコープというと、どれも同じような大きさだろう。と思っていたのですが、かなり小さいです。

デスクや作業台で収まりが良くてすばらしいですね。



ロングメモリ

TDS3014が10kだったのに対し、SDS1104X-Eは14M(2ch以上で7M)ですので、これで気兼ねなく長時間の波形が取れます…。

 

 

液晶が綺麗

 安物とはいえ、さすがに20年以上前の 液晶より鮮やかです。

解像度が特別高いわけではないので、バックライトが寄与しているのでしょうか。



シリアルデコードが使える

これが一番良かったです。

SPI、I2C、UART、CAN等のシリアル通信のデコードができる!素晴らしい。

 

今までうまく動かない時はシリアル通信の波形とにらめっこして、いち、にー、さん…と1bitずつ数えながら確認していたので(泣)本当に便利です。

 

 

お値段ですが、Amazonで¥59,400でした。正規代理店のアドウィンの保証書付きです。

この値段のオシロスコープをなめていたのでクオリティにビックリしています。

 

 当初はRIGOLのオシロスコープにしようと思っていたのですが、YOUTUBEのEEVblogのチャンネルでSIGLENTのCEOが出演していて、対談の内容に好感を持ったのでこちらにしました。

 

 これ、電気電子系の学生全員に配備してもいいのでは?と思うくらいです。


 また今度、じっくり使ってからレビューしたいと思います。