早いもので 2022年も終わりが近づいております。皆様にとって、どのような年だったでしょうか。

 

軽く今年の私の出来事を振り返ってみたいと思います。

 

エンジンオイルを買い込む


2月に始まったロシアのウクライナ侵攻。どう影響が出るのか読めず、エネルギー、油脂類はもしかしたらヤバイかも…と思い、エンジンオイルをペール缶でいくつか買いました。


結果、特に影響なく、家族の車の分も含めて数年分の在庫があります(悲惨)

 

 

 

パソコンを4台買う


急激に進んだ円安でかなり浮足立った感がありますが、その影響でパソコンをめっちゃ買いました。

 

メーカーが製品の価格に為替を反映させる前に買わねば!とThink Pad E14とThink Book14を6月に新品で購入。 価格.com限定モデルと楽天リーベイツの合わせ技でした。現在、併用ができなくなったとのことで、非常に残念…。

 

あとは中古で非常に状態の良かったThink Pad X260をUbuntu機として購入 。あとは自作PCを1台組みました。

 


ハードウェアエンジニア育成をやや諦める


これは公私ともに痛感したことで、若い人にとって、ハードウェアを勉強する情熱をソフトウェアに注いだ方が圧倒的に利益が大きく、勧めて良いものではないのかもしれないなと。

 

自然と好きになった人が来ることを期待するしかない。理由は以下です。

 

・収入に夢がない

昔ながらの業界であるため、日本の年功序列型給与体系でキャリアが進行します。爺さんばかりで人手不足であるものの、若い人の業務貢献に対してかなり低い報酬で応えるため、流動性が高いIT、WEB業界に比べて苦しいものとなります。


・個人が手にできるイノベーションがない

今年もっとも驚いたイノーベーションが生成AIです。Stable Diffusionのオープンソース化をきっかけとして、とてつもないスピードで進化を続けています。

 

そして、「お絵描きばりぐっとくん」などのWEBサービスを即座に立ち上げた方々にも驚きました。この世界はチャンスに溢れています。

 

ハードウェアのイノベーションは企業の中にあるし、劇的なものはなかなか無くなってきました。

 

日本のハードウェア界で個人レベルで大成功した例は最後は何だったでしょう。私の記憶だとPT2くらいか?という感じです。かなり前ですね。

 

トランジスタ技術 2023年 1月号(700号記念号)を読んでなんとも言えない気持ちになる

 

 この号に創刊号の復刻版(1964年10月号)が付いています。私が生まれるはるか前の号なのですが、すごくノスタルジックです。この本自体が日本が強かった時代の記憶とも言えます。

 

これを回し読みながら職場で色々な世代のエンジニアに「日本はどこで道を間違えたのか?」を聞いてみたところ、色々な意見が聞けて面白かったです。


これはあまり掘り下げないでおきます。

 


 

さて、2023年はどのような年になるでしょうか。皆様にとって、良い年でありますように。そして、 早く半導体チップの在庫よ戻れ!!!!